雨の日の引越しは中止に?準備は?電化製品はどうする?

古来より天気は“天の気の流れ”と言う通り、科学が進歩した現代でも、

当日の天気すら確実に予測することは不可能です。

ですから、引越しの日の天気がどうなるか、誰にもわかりませんね。

だからこそ、雨が降ったらどうなるのか、どうすれば良いのか知っておくことはとても大切です。

ここでは、“雨の日の引越し”に関するノウハウや対策についてお伝えします。

雨の日の引越し

当日は雨予報!引越し決行?変更?

梅雨や秋の長雨など、雨天の確率が高い時期を避けて引越しを計画したとしても、天気は予測しきれません。

日本の降水日数の平均は年間117日。なんと3日に1回程度の割合で雨が降っているわけです。

もちろん、1日中降っている日だけではありませんし、雪の積もる地方なら冬場に集中したり、

北海道のように梅雨のない地方があったりするので、一概にはいえません。

でも、引越し当日が雨天になる可能性はそんなに低くないということです。

では、雨の可能性が高まったら、どうすれば良いでしょうか?

引越し業者に依頼している場合

雨が降っても業者は引越しを行います。雨天は中止の理由になりません。

当事者の方も引越し日程を変更するのは難しい場合が多いですよね。

 

でも、天気予報で雨の可能性が高く、引越しの日程も融通が利く場合は、変更という選択肢もあります。

大手の引越し業者なら『標準引越運送約款』を採用しているので、

引越し2日前まではキャンセル料が発生しないで済みます。

 

ちなみに、当日は引越し料金の20%以下、1日前は10%以下と定められています。

“引越し日の変更”ではなく“依頼の取消”だと、

事前に渡されていた梱包資材などを返却もしくは購入する必要が生じますので、注意してくださいね。

ただし、地震や洪水、大型台風の直撃予報…などのケースでは、

当日・前日でも無料でキャンセルできる場合があります。業者に相談してみましょう。

 

また、この約款に準じていない業者だと、当日のキャンセル料は全額という場合もあります。

見積もり時に確認しておいた方が良いでしょう。

自分で引越しする場合

業者を利用せずに引越しする場合、都合がつくなら日程を変更することも可能です。

レンタカーを手配していると、キャンセル料が発生します。

予約日の7日前までなら無料ですが、6~3日前だと予定基本料金の20%、

2日前~前日だと30%、当日だと50%かかる場合が多いようです。

また、引越しの手伝いをお願いしている協力者の都合も確認しておいた方が良いでしょう。

他の日だと協力が得られないようなら、変更は難しいかもしれません。

雨の日の引越しはココに注意

もし引越し当日に雨が降ってしまったら…。

引越し業者に“おまかせ”の依頼をしているなら、ある程度雨天の対策をしてくれるところもあります。

 

でも、晴れの日と大差ないところがほとんどです。

梱包時に業者に声を掛けて、自分で用意したビニール袋などで対応する必要があるかもしれません。

下記を参考にしてください。特に心配な荷物に関しては、その点をしっかりと伝えた方が安全です。

ですが、荷造りを自分で行う場合、当日までに多くの荷物はすでに段ボール詰めになっていることでしょう。

では、どうすれば良いのでしょうか?

水濡れ厳禁!電化製品・皮革製品などの対策

濡れたら壊れてしまう電化製品や、シミができてしまう皮革製品などは、

雨にふれないようにしっかりと包んでおきましょう。

防水シートがあれば万全ですが、おすすめは“大型のゴミ袋”です。

100円ショップでも購入できるので、前日の天気予報を見てから買いに走っても間に合いますね。

 

電子レンジ、DVDサイズならビニール袋に入れ、大型のテレビなどは両側から2枚のビニールをかぶせ、

つなぎ目をしっかりガムテープなどで目張りしましょう。

革製のソファなどはすっぽり包むことはできませんが、天面とサイドを覆うようにビニールを被せ、

底部に養生テープなどで固定しておきましょう。

つなぎ目から雨水が入らないように、しっかりとテープを貼ってくださいね。

段ボールも防水対策しよう

段ボールもビニール袋に入れてしまうと安心です。

段ボールは水気を吸うと強度が落ちるので、

ビニール袋にすっぽり入れておけば、濡れて底が抜けたり破けたりするのを防止できます。

また、引越し後にすぐに荷解きができれば良いのですが、

そのままにしておくと濡れた段ボールにカビが生えることがあります。

内部の湿度が高まっていると箱の中身もカビてしまうので、濡れないように対策しておく方が安心です。

新居に着いたら

トラックから新居までの間に、荷物が濡れる可能性があります。

ビニール袋などで覆っていれば中身は無事ですが、外側には雨水がつきますね。

少々の水滴なら、各部屋に運んだあとで拭いて回れば十分です。

 

でも雫がポタポタと垂れるほどに雨に濡れてしまった場合は、そのまま持ち込んだら新居が濡れてしまいますね。

そのような時は、新居に着いたら不要なタオルを玄関先に数枚出しておくことをおすすめします。

玄関で雨水を拭いてから搬入してもらえば、床も濡れません。

当事者が業者の抱えている荷物をさっと拭いてあげるだけでも違いますよ。

 

引越し業者に依頼していても、特別な雨天対策をしてくれるわけではありません。

屋外での作業は迅速に対応してもらえますが、“自分の家財は自分で守る”というスタンスは持っていた方が良いでしょう。

万が一、水濡れによる破損が生じても、

『引越荷物運送保険』を取り扱っている業者なら賠償対象になる可能性があります。

契約時に加入しておくのも一法です。

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