賃貸の家賃や初期費用の相場は?季節で変化

長い人生といえども、引越しする回数はそんなに多くはないですよね。

まして、20~30代前後での引越しは、自分が中心となって取り仕切るのが初めてという人も多く、わからないことだらけだと思います。

中でも業者任せにできない“物件探し”や“引越し関連の費用”などは悩みどころですね。

でも、これらの中には時期などによって相場が変わるものもあるんです。

ここでは、変動する物件数や引越し関連費用を中心に、“相場”についてお伝えします。

賃貸の家賃、物件の相場は?

物件探しの“オン”と“オフ”

物件探しをする人が増える“オン”の時期は、新年度が始まる直前の1~3月がピークになります。

しかし、物件探しをする人が増え始めるのは、秋の人事異動が行なわれたあとの9月から

3月のピークに向けて、右肩上がりに増加していきます。

逆に、物件探しをする人が少ない“オフ”の時期は、4月から8月くらいまでです。

 

もし、差し迫った予定があって物件を探すのでなければ、オンシーズンは避けた方が無難です。

不動産屋の繁忙期にあたるため、細かい要望や相談に応えづらくなり、希望通りの物件が見つけられないこともあります。

 

また、自分から積極的に情報を得ないと、引っ越してから思わぬ落とし穴があったりすることも考えられますので、

オンシーズンの物件探しは特に丁寧に行いましょう。

逆に、オフシーズンなら不動産屋が抱える客数が少ないので、現地見学も不動産屋の立ち会いのもとでゆっくりと見られますし、

その場で気づいたことに答えてもらえたり、その物件以外の情報ももらえたりします。

また、条件のよい物件が見つかっても、オンシーズンだと早い者勝ちになるので保留にしておくことができませんが、

オフなら数日程度は保留を請け負ってもらえることもありますよ。

物件数のピーク

一方で、物件数が多くなるのは1月~4月で、3月がピークとなります。

次いで、秋の異動の時期である9~10月となります。不動産屋も忙しくなるので、情報は積極的に得るようにしましょう。

物件数が多い反面、物件を探す人が多い時期でもありますから、良い物件に巡り合えたら契約を急いだ方が良いかもしれませんね。

物件価格の変動

基本的に、家賃相場は地価と連動しています。リーマンショック以降、地価は下がり続けて底値状態、家賃も同様というところです。

したがって、季節による家賃の変動はほとんどなく、同じ物件の家賃が下がるのは築年数を経た場合か、何らかの不具合が生じた場合といえるでしょう。
でも、シーズンによって変化するものもあります。

それは、敷金や礼金といった“初期費用”です。

物件探しのオフシーズンは借り手が少なくなるため、家賃収入を得たいオーナーは初期費用を安くして、借り手を確保しようとするからです。

中には、敷金・礼金がゼロになったり、家賃を数か月分タダにしてくれる“フリーレント”になったりする物件もあります。

敷金・礼金はそれぞれ家賃の2カ月分というところもありますから、結構大きな金額ですね。

 

また、オフシーズンなら家賃の値引き交渉や、鍵の無料交換、エアコン取り付けなどの要望に応じてくれるオーナーもいます。

家賃の大幅な値引きは無理ですが、たとえ1,000円でも数年間払い続けることを考えれば嬉しいですよね!挑戦してみる価値アリです。

引越しシーズンの“オン”と“オフ”

引越し件数が多くなるオンシーズンは、なんといっても3月です。

春の人事異動や入学シーズンと重なるため、この時期に引っ越す人が多くなるからです。

中でも、3月後半は子供のいる家庭や学生、新卒社会人が春休み前半中に引っ越そうとするため、引越し業者は混雑します。

また、土日や祝祭日、さらにこれらが連休となった場合は、引越しが集中しがちです。

 

では、引越しのオフシーズンは…というと、3月~4月初め以外の時期と言えるでしょう。

中でも5月の連休以降から8月までは特に空いています。

ただし、土日や祝祭日と、契約の関係が生じる月末などはこの時期でも引越しが多いので、予約は早めに入れた方が無難です。

また、縁起を気にする人にとっては、人生の節目と重なる引越しの日取りも気になるものです。

週末や祝祭日に大安が重なった日は特に混雑しますので、要注意です。

引越し費用の変動

やはり、引越しが集中する3月は引越し費用が最も高くなる時期です。

また、一年を通して土日・祝祭日・大安・月末は高め、平日・仏滅・月初めは安めの傾向があります。

一番安く引っ越すなら、オフシーズンの月初めの平日で仏滅が重なった日が狙い目となります。

あるアンケートでは9月が一番安いという結果もあります。残暑厳しい時期ですが、費用優先なら9月も検討の余地アリですね。

 

また、同じ日でも時間帯によって引越し費用は変動するって知っていますか?

引越し業者は同じ日にいくつかの引越しを請け負います。

そのため、引越しには“午前便”“午後便”“フリー便”などがあるのです。

一番高いのは午前便ですが、業者にとってその日一番の仕事ですから予定通りの時間に来てくれます。

午後便は、午前便の仕事が終わってから業者がやってくるので細かい時間指定ができないのですが、その分割安になります。

近距離の引越しや、荷物が少ない単身者にはおすすめの時間帯です。

 

“フリー便”は夜間便ともいいますが、業者にとってその日最後の引越しにあたります。

したがって、時間は全く読めませんし(オンシーズンなら深夜になる可能性も)、業者も疲労のピークです。

でも、価格は一番安く、午前便の2~4割引になる業者もあります。

近所に迷惑がかからない住宅密集地や集合住宅以外なら、良いかもしれませんね。

このように、引越しの時期や時間によって費用が大きく変わったり、メリット・デメリットがあったりすることをわかって頂けたと思います。

ここであげた相場観を上手に利用して、賢い物件選び・お得な引越しを実現させてくださいね。

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